タンクの平面積を縮小した小型油圧ユニット
複数ライン稼働時の際の出力コントロールが思い通りにいかない。
原因として、油圧ユニット単体で複数のラインを動かす際、あるラインに流量や圧力が集中すると他のラインの出力に影響が出ることが判明しました。このことから油圧ユニットを2台に分割し、一台あたりに割り当てるラインの数を減らすことで出力を柔軟にコントロールできるようにする必要がありました。
ポイントとしてはもともと1台のスペースに、小型化した2台分の油圧ユニットを設置する必要がある点でした。そこで、油圧ユニットのタンクを小さく設計し、小型ユニットを製造することで縮小化に成功、2分割することが出来ました。